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2019/05/11(土) | 編集 |
英語のFINEって
すごく素晴らしそうなイメージがあったりするけど
現代アメリカ英語では「わるくない」「問題ない」程度なんだそうですね。

古語の「よろし」を思い出しました。

よしはGOODで
よろしはFINEで
わろしはNO GOODで
あしはBADですね。

昔の人のよしあし感覚は
現代日本人より英語人ににてるのかも。
2019/05/01(水) | 編集 |
新元号の出典が
「筑紫の万葉」にまつわるアレで。

実家近くの坂本八幡宮が
いきなり全国的に有名になっちゃったので
目が点になってましたシメノです。

まさか
こんなことになろうとは。

ちなみに
大宰府展示館とは
浅からぬご縁があったので
名が売れて来館者が増えたことに
ひっそりパチパチしています。

ワタシが
ミニコミ誌のエディターやってた頃に
展示館が「筑紫の万葉展」という企画展を催して。

万葉の宴を再現した
博多人形のジオラマを作ったり
当時の宴会の御膳を再現したり。

あの豆粒のような展示館が
総力を挙げて盛大な展示を行っていたのです。

黒米や赤米を使ったご飯をお相伴して
意外なおいしさに舌鼓を打ったことも記憶しています。

当時の最高位の役人が着る紫色を再現するために
紫草の根で何度も何度も布を染めて試行錯誤していたのも
この展示の折りだったのではなかったかな?
茜草で赤色の布も染めてたし。

小さな展示館が
熱気に満ちて、やる気でキラキラしていて。
とてもまぶしかったことを今でも鮮やかに思いだします。

これって
国立博物館ができる前なんですよね。
この頃、古都・大宰府を守る会や青年会議所を中心に
「明治百年の計、太宰府に国博を!」って運動をしていて
それが実ってできたのが今の国立博物館です。

何でも
明治のころから
国立博物館を九州に!って
陳情をしていたらしくて。

当時もらった
キャンペーンバッジを今でも持ってたりする。

大宰府に赴任した大伴旅人が
奥さんを亡くして「オウチの花は散りぬらん」って詠ったとか
旅人は万葉集を作った家持のお父さんだとか

西鉄電車の「旅人」号は
こうしたご縁でつけられた名前だとか
いろんな事が脳内を走馬灯のように駆け巡りました。

(西鉄といえば)
(こないだ新型のキッチントレインを夫の実家近くで見ました)
(車両区近くではいろんな車両が見られるので)
(ときどき撮り鉄が張り込んでる)
(写真撮れればよかったけど車の中だったし)
(ちょっと悔しい)

ちなみに
坂本八幡宮の話題を
テレ朝が採り上げていたときに
大宰府と太宰府を使い分けていなくて
「おやおや」と思っていたら

数分後には
字幕を修正していました。

ツッコミが
入ったんでしょうが
即座に反応できるのはすごい。
テレ朝を見直しました。

あっちこっちで
紹介していたのでご存じでしょうが
「大宰府」と「太宰府」は「江戸」と「東京」みたいな関係らしいです。

太宰府政庁じゃなくて大宰府政庁。
太宰府展示館じゃなくて大宰府展示館。

ちょっと前に
英彦山だったか国東だったかで
やっぱり混同されていて。

ツッコミを入れたくて
口がムズムズしたのを思い出しました。


坂本八幡さんには
もうずいぶん長いこと詣でていません。
今度お邪魔してみようかな。
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