１０年くらい前に一度
自宅からかな～り遠い場所で
ヤマモモの実をそれなりに摘んできて
ジャムをひと瓶だけ作ったことがあったのですが。

なかなか
美味しかったものの
その後訪れることもなかった場所を
この間久々に訪ねて、摘んだ実でソースを作りました♪

というのも

家の近所の街路樹に
ヤマモモが植えてあるのが
先月たくさんの実をつけていて
あちこちの歩道に落ちているのを見て。

「こんなことあったよね」と話したところ
夫が俄然その気になって急遽出かけることになったのです。

家から車で１時間以上かかる海沿いで
県が設けた保安林の駐車場のはずれに生えていて。
誰も収穫しないんでしょうね。

大人の背よりもっと高い木の
四方に伸びた枝にたくさん実がなっていて
摘み放題でした💛

ネットで調べてみると
いろんな作り方があって。

先に種を取って果肉を煮詰めるやり方
ザラメと一緒に丸ごと漬け込むやり方
煮てから種を取るやり方、など
いろいろでした。

うちは
クサイチゴと同じように
先にざるでゴリゴリやって
種から剥がしてから煮詰めましたが

砂糖と漬け込む方も試してみたら
フレッシュなカンジで こちらもおいしい！

夫はあとで摘んだ方を
焼酎に漬け込んで果実酒にして
熟成を楽しみに待っています。

しかもヤマモモが
自分ブームになったらしく
「ヤマモモは那珂川市の『市の木』だよ」の
わたしの一言だけで、那珂川に出かけていって

市内の森林で自生樹を探すは
記念物指定のヤマモモの木を拝みにいくは
ヤマモモ摘みのボランティア募集を検索しまくるは
で、傍から見るとなにやら狂騒状態でした＾＾；

もっとも
ヤマモモソースは
クサイチゴのそれとそっくりで

この種の
経験値が高いわたしでも
なかなか区別がつかないほどです。

実だけ見ると
ぜんぜん似てなくて。

中心の種といい
クスノキのような香りといい
プチプチ硬めの果肉といい
すっごく個性的なんですけどね。

砂糖と煮ちゃうと
何だかわからない感じ。

だからかなぁ。
ヤマモモの加工品って
那珂川でさえあんまり見かけないの。

たまに
気取った和食屋の
食前酒にヤマモモが一粒
ちょんっと入ったりする程度かな。

もっと
評価されるべき果実だと
個人的には思ってるんですけどね。

我家では
とりあえず
ヤマモモ牛乳にして
ちょこちょこ楽しんでいます。

今年は
ジャムの中びんに２つくらいだったけど
次の機会にはもうちょっと頑張ってみたいです(*'ω'*)